NEWS RELEASEニュースリリース

2018.08.17
#NEWS
JIS規格の締結に関する表面皮膜JIS改正案委員会に選出されました。

日本ねじ研究協会より、日本工業規格(JIS規格)の締結に関する「表面皮膜JIS改正案委員会」に選出され、商社機能を持つ企業として唯一、平成30年8月10日に作成委員に参画しました。

 

表面皮膜JIS改正原案作成委員会(任期:平成30年7月1日~平成31年3月31日)では、主に「締結部品の非電解処理による亜鉛フレーク皮膜システム」について記載されたISO規格(ISO 10683:2018)の改正に伴い、JIS規格(JIS B 1046)も改正するにあたっての邦訳文の作成を、経済産業省や大学、自動車メーカー様等と共に行いました。この規格は、一般用メートルねじをもつ鋼製の締結部品に用いる亜鉛フレーク皮膜システムの厚さ、耐食性、必須試験等の要求事項について規定したものです。

 

日本ねじ研究協会は、工業の各分野にわたる知識・経験を結集し、ねじに関する研究開発と総合技術の向上、標準化を推進し、工業の合理的発展に資することを目的として1969年に設立されました。

ねじに関する技術的事項に取組み、学識経験者並びにねじの生産・販売に携わる関係企業、ねじの需要者や材料、測定などの関連企業各社が集結し、ねじの締付け、疲れ強さ、ゆるみ、遅れ破壊などの調査研究を進めています。

 

委員会への参画を通じ、JIS規格の改正や制定に関わったことで得た知見を生かし、お客様の品質に関するサポートをより一層強化してまいります。